2016-04-14 第190回国会 参議院 内閣委員会 第10号
原発へのサイバーテロについて、現在エール大学教授のハロルド・コーは、国務省法律顧問だった二〇一二年当時、直接的に死者、負傷者、重大な破壊行為を引き起こすサイバー攻撃は武力行使となり得るとした上で、原子力関連施設のメルトダウンを引き起こす攻撃を武力攻撃相当として挙げている。
原発へのサイバーテロについて、現在エール大学教授のハロルド・コーは、国務省法律顧問だった二〇一二年当時、直接的に死者、負傷者、重大な破壊行為を引き起こすサイバー攻撃は武力行使となり得るとした上で、原子力関連施設のメルトダウンを引き起こす攻撃を武力攻撃相当として挙げている。
そうしますと、国の、要するに攻撃主体の意図だったり、その手段だったり態様、それから、それが武力攻撃相当の被害をこちらにもたらすような行為だったかどうか、そういったところを逐一検討していくというようなことになりそうでございます。 その前提として、そもそも論としての、では、防衛省としての体制のお話を伺いたいんです。